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国内最大級の五百羅漢尊をまつる
大仏殿「鳳凰五百羅漢堂」。

一対の飛翔千年鳳凰が天頂部に輝く、美しさと崇高さをあわせ持つ五百羅漢堂。
羅漢様たちの親しみと慈悲に満ち溢れた心温まる空間に出会えます。

五百羅漢尊

鳳凰五百羅漢堂

  • 黄金輝く宝珠(四基)
    黄金輝く宝珠(四基)
    宝珠とは、全ての願いを叶えるものであり煩悩を破壊する仏法の象徴となったもの。仏舎利(お釈迦様の骨)が変化したものと言われている。珠のように美しく心を磨き、努力を怠らずに徳を積むと、どのような困難に直面してもそれを乗り越える事ができ願いが叶うという。
  • ばらと鳳凰(一対)
    ばらと鳳凰(一対)
    鳳凰とは、中国の伝説に出てくる霊鳥で、その卵を食べると不老長寿になれるという。その姿は黄金の鶏。世の平和と繁栄、人々の安泰と幸福を願い続ける飛翔千年鳳凰。

【阿弥陀三尊と二天像】

脇侍に観音菩薩と
勢至菩薩を従え
蓮華座に座る阿弥陀如来。
その左右には躍動感に満ちた
多聞天と持国天。
流麗かつ精微な細工が
平安の正調美を
あますことなく
伝えています。

阿弥陀三尊と二天像

【雲中供養菩薩】

平安の貴族が夢にみた極楽浄土の
光景を表現した五十二体の仏像です。
楠木一木彫で奏するもの、舞うもの、
合掌するものなど多種多様な姿が
懸架されています。

【五百羅漢尊者】

お釈迦様の弟子のうち、
五百名の高僧が羅漢と呼ばれました。
舎利仏門経では、仏沙密多羅王が
仏教を滅ぼした後に、
この五百羅漢が再び仏教を
興したとされています。
今日の仏教があるのは
五百羅漢なくしては
成しえなかったと
考えられるでしょう。

雲中供養菩薩 五百羅漢尊者